用語集

掲載日:2022.7.15

熱衝撃試験

熱衝撃試験とは、電子部品や装置が周囲温度の変化にどのくらいの耐性があるかを確認する環境試験です。サーマルショックやヒートショックなどと呼ばれる試験で、低・高温の温度差を与え続けることで温度の変化に対する耐性を短い時間で評価可能です。

熱衝撃試験には2種類あり、試料移動型冷熱衝撃試験(通称:エレベータ式)と気相式熱衝撃試験(ダンパ式)が存在します。試料移動型冷熱衝撃試験は、高温域の槽から低温域の槽へ試料を瞬時に動かして行う試験で、欧州自動車メーカーを中心に採用されています。気相式熱衝撃試験は気体を媒体とする試験。試料を動かすことなく静止した状態で実施し、低・高温風とを交互にテストエリアへ送りこみ熱衝撃を与えるものです。

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