掲載日:2020.9.3
広い温度範囲、 移動性を高めた構造 、試験槽構造のカスタマイズにより多様な試験体の環境試験に対応
エスペックサーマルテックシステム/ESPEC 温度テスト用恒温空調機
- 試験体を “-40℃まで冷やしたい” または、“150℃まで加熱したい” 【低温・高温へのニーズ】
- 固定された試験体を温調したい。 【被試験体への対応アップ】
- 試験体に合わせた装置構造が理想 【試験槽構造のカスタマイズ】
- 環境試験室では大きすぎる。試験スペースの無駄をなくしたい。 【省スペースのニーズ】
- 搬入経路や設置場所に制約がある
など、このような環境試験装置へのご要望にお応えしたのが新製品「温度テスト用恒温空調機」です。
温度テスト用恒温空調機の詳細はこちらのパンフレット(PDF)をご覧ください。
主な特長
空調機と試験室が分離 【別置き仕様】
- 汎用の一体型恒温槽と大きくちがい空調機と試験槽を分離し、別々に設置できます。【セパレート型】
※空調機と試験槽は フレキシブルダクトで接続。 試験槽の移動が可能です。
槽内温度-50℃を実現
- 槽内温度-50℃を実現。試験の信頼性を向上します。
例) 自動車業界で多い 「試験体の温度を-40℃に」というご要望も槽内温度を-50℃まで下げることで確実に-50℃に到達させます。
- 試験槽は、分割構造にした組立タイプ
試験槽は、左・中央・右・上に分割できる構造です。
槽扉から入らないサイズ、クレーンやリフターが必要な重量物、固定されているなど 制約がある試験体も、 組み立てる試験槽で試験が可能になります。
※分割構造について、個別対応は可能です。ご相談ください。但し、容積の変更はできません。
自由度の高い設置 【分割移動式】
- 「空調機と試験槽が別置き」&「分割構造の試験槽」というダブルセパレート仕様により、搬入や設置、レイアウトへの対応が柔軟にできます。 また、既設試験槽への設置にも最適です。
試験槽構造のカスタマイズ *オプション
- お客様のご要望に応じた試験槽構造のカスタマイズに対応します。
例)・床面耐荷重アップ ・槽内に架台設置 ・通線孔の追加
アプリケーション例 【試験体例】
- モーター、インバータ、バッテリー、センサー、カメラ、ミリ波レーダー、車載基板・車載部品 など
【仕様】
- 温度範囲: -50℃ ~ +150℃
- 温度変動幅: ±0.5℃
- 温度降下時間:20℃→-40℃ 120分(無負荷)
- 温度上昇時間:20℃→+150℃ 60分(無負荷)
お知らせ
株式会社アメフレックは精密チラー、空調機、環境試験装置、カスタム製品(チラー・空調)の製造及び販売の事業(製造本部)を会社分割し、エスペックサーマルテックシステム株式会社を設立し業務を開始いたしました。