マイクロニクス/MICRONIX 無線端末機器の接続性試験システム

掲載日:2018.12.10

無線端末機器の接続性試験システム構成

 

送信レベルの値を一定にする場合には、無線端末との二点間距離を調整するか? 若しくはアッテネータ等を使用して基準となる絶対値を併せる作業が必要になります。 また、測定時に不要な電波干渉が生じてしまい、求められる試験内容にそぐわない結果となることがあります。これら二点の問題点を解決する為の電波暗箱とステップアッテネータを使用した測定システムです。

送信側の電波暗箱筐体内に任意APを設置します。受信側の電波暗箱に無線モジュールを搭載した液晶テレビ等を設置、同様に両暗箱内部に送受信用のダイポールアンテナを設けて、同軸ケーブル経由での双方向通信の環境を作ります。
次に、両暗箱外側のSMA(J)端子に同軸ケーブルを繋ぎ、各々ステップアッテネータと接続します。アッテネータを可変し、AP側から一定レベルで送信されているか? 等、受信側の動作状態を調整します。 この際、受信側暗箱内部にあるダイポールアンテナからSMA(J)端子経由で同軸ケーブルに繋ぎ、その後、高周波パワーデバイダーを経由して、

  1.  スペクトラムアナライザで当該周波数をモニタリング ( AP側の送信レベルの確認 )。
  2.  試験環境周辺の不要ノイズを遮断。

これら二つの目的に代用します。

接続例

無線端末機器の接続性試験システム接続例

 

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