掲載日:2024.3.28
最先端のアドバンテックIPCでAIxIoTを推進
Advantech/アドバンテック 第13世代インテル® プロセッサ搭載IPC・マザーボード ラインナップ
アドバンテック株式会社は、第13世代インテル® Core™ プロセッサのアップグレードを発表しました。産業用ATXマザーボード、PICMG 1.3フルサイズシングルボードコンピュータ(SBC)、モジュラーIPC、コンパクトIPCを含む幅広いプラットフォームが、最大24コア32スレッドという最新の第13世代インテル® Core™ i9/i7/i5/i3プロセッサへとアップグレードされ、コンピューティング性能が大幅に向上します。これらのシステムは、スマートファクトリーやマシンオートメーション、マシンビジョン、輸送、エッジAIアプリケーションにより最適なアップグレードとなります。
第13世代インテル® プロセッサ搭載IPC・マザーボードの製品ラインナップと主な仕様はこちらのページをご覧ください。
インテル® Core™ プロセッサ・アーキテクチャと性能における最大の飛躍
第13世代インテル® Core™ プロセッサは、ワークロードの統合を強化する最大8個のパフォーマンスコア(Pコア)と、バックグラウンドタスク管理とマルチタスク処理を強化する最大16個のエフィシェントコア(Eコア)を統合したパフォーマンス・ハイブリッド・アーキテクチャを搭載しています。これにより、第12世代インテル® Core™ プロセッサと比較して、シングルスレッド性能で最大1.04倍、マルチスレッド性能で最大1.34倍高速化されます。さらに、第13世代インテル® Core™ プロセッサでは、最大DDR5-5600メモリモジュール(またはDDR4-3200)に対応し、帯域幅が大幅に強化されました。さらに、PCIe 5.0/4.0へのアップグレードとレーン数の増加により、プラットフォームの拡張性と多数の同時アプリケーションへの対応能力も向上されます。
AIMB-788/708 – インテル® 第13世代プロセッサ搭載:信頼性の高いメインストリームATXマザーボード
最新のATXマザーボード「AIMB-788」・「AIMB-708」シリーズは、第13世代インテル® Core™/Pentium®/Celeron® LGA1700プロセッサ搭載、7 x PCIe/PCI拡張スロット(1 x PCIe x16 Gen 4、最大3 x PCIe x4 Gen 3含む)、M.2 (NVMe) および DDR4-3200 メモリが装備されています。これらは、より高いコンピューティング性能、拡張性、費用対効果を実現し、シームレスなアップグレード、長期サポート、実績のある信頼性、厳格なリビジョンコントロールを必要とする産業オートメーションやビデオ監視の幅広いアプリケーションのニーズを満たします。今回のアップグレードには、PICMG 1.3フルサイズ・シングルボードコンピュータのPCE-5133とPCE-5033も含まれ、複数のバックプレーン、多様なI/O、様々な拡張スロットに対応し、比類のない柔軟性と性能を提供します。
多くのシステムがインテル® 13世代プロセッサへアップグレード
更に、ファンレスPCのMIC-770 V3、タワー型PCのIPC-320、PCE-2133/2033も第13世代対応にアップグレードされています。MIC-770 V3は、高性能、モジュール式、ファンレス設計の組み込み型ボックス型IPCで、i-Moduleでの拡張によるGPUカードの搭載でAI画像検査への対応や、重工業の危険な環境での展開に最適です。IPC-320は、最新の第13世代インテル® Core™ i CPUを搭載したコンパクトなタワー型IPCで、静音ファンを搭載し光学ドライブ及びロープロファイル拡張カードの搭載に対応します。これらのシステムは、産業グレードの設計、長寿命サポート、静音動作、低ノイズ(34dB)音響を必要とする変電所や産業オートメーションの中央制御室向けに設計されています。また、PCE-2133 および PCE-2033 は、装置製造や半導体産業におけるマシンビジョンやモーションコントロール向けに設計された超小型 IPC-200 シャーシ シリーズ(IPC-220/240/242)に組み込み可能な小型マザーボードです。