掲載日:2023.10.26
BMSの評価などバッテリーの各セル電圧を高精度にシミュレーションする多チャンネル 直流安定化電源
TEXIO/テクシオ・テクノロジー BMS評価用絶縁多チャンネル高分解能直流電源 PMSシリーズ
BMS評価用絶縁多チャンネル高分解能直流電源「PMSシリーズ」は、モビリティを中心として高電圧化・大容量化が進む二次電池を安全かつ効率良く利用するためのキーデバイスである、バッテリーマネジメントシステム(BMS:Battery ManagementSystem)の設計評価・量産検査に利用可能な多出力直流定電圧電源です。BMSの評価に求められる「高精度な電圧出力」、「低ノイズかつ高い安定性」、「高い接地耐圧と拡張性」といったニーズに対応し、最大1000Vまでの電池パックの各セルを模擬することが可能です。
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主な特長
全CH絶縁・直列接続最大1000V(耐接地)
PMSシリーズは全チャンネルが絶縁され、1000Vまでの範囲で直列接続が可能。全ての電圧源は独立した制御が可能なため、バッテリーパックの充電率や充放電状態の模擬、個別の異常をシミュレーションすることができます。
シーケンス機能搭載
各チャンネルに最大 100ステップのシーケンスをメモリすることが可能です。任意の時間に合わせて、電圧値を可変、ランプ機能、スルーレート機能をサポート。PMSリンクを使用した場合に、長時間シーケンスの各CHや、各ユニットをマスターユニットのクロックを使用する同期機能を搭載。
シンク動作オプション
シンクオプションを搭載することで、電流の吸い込み(2象限動作)にも対応します。これによりセルバランシング対応のBMS評価にも利用いただけます。
指定のチャンネル構成でラックマウントシステムを用意
PMSユニット(14ch)を複数台直列接続し、総電圧最大DC1000Vの範囲内で使用可能なラックシステムを提案可能です。PMSユニット以外にも、S-PMS10(専用ソフトウェア)をインストールしたPC、ブレーカ、その他の直流電源や計測器等を搭載したラックシステムをご提案することが可能です。
PMS専用アプリケーションソフトウェア「S-PMS10」(別売)
PMS-LINK機能
ユニットアドレス1をマスター(Master)として、ユニットアドレス2~16のスレーブ(Slave)ユニットを制御可能です。PMS-LINKは、制御できる機能に制限はありますが、各ユニット間の時間のバラツキを少なくします。(10msec以内)