掲載日:2018.8.27
デジタルカメラで撮影した画像から三次元計測が行えるソフトウェア(特許取得)
(株)アイティーティー 画像計測ソフトウェア フォトカルク/Photocalc
- 画像1枚で処理する「シングルビュー」と画像2枚で処理する「ツービュー」があります。
- 計測には、市販のデジカメが使用可能です。
- 簡易にかつ高精度に画像上の点座標値(X,Y,Z)や距離を計測できます。
- 必要物は、フォトカルクソフトウェア、デジカメ、基準プレートです。
- ターゲットを添付した場合は自動でターゲット位置の座標を計算します。画像上の任意のポイントを指定して計測することもできます。
- 画像に写っていれば、小型から大型まで様々な対象物を計測可能です。
- 小型部品寸法検査、建築物寸法調査、重要構造物の定点観測、監視など、様々な用途でご利用いただいております。
- 他の画像計測ソフトウェアに比べて、使用方法が簡便で安価です。
- Photocalcで鉄筋計測が出来るようになりました。
画像だけで3D点群が作成できる「フォトカルクツービュー」+「IWITNESSPRO V4」
写真計測ソフト、「フォトカルク」は、基準プレートを用いて1枚又は2枚の画像から3D計測を行うものですが、測定範囲が限られるのと、毎回、基準プレートを画像に取り込む必要がありました。iWitnessPRO V4は、同じく写真計測ソフトで、ドローンなどで撮影した多くの画像から、3D点群を作成して立体メッシュを作成するものです。今まで、レーザースキャナーで3D点群を作成する必要があったものが、画像だけで行えるようになりました。
この度、リリースした、フォトカルク+(プラス)は、iWitnessPRO V4で自動計算したカメラ情報を、フォトカルクのツービューソフトに読み込むだけで、基準プレートなしの計測が出来るようになり、今までの、写真計測ソフトより格段に便利になりました。
画像計測ソフトウェア フォトカルク/Photocalcの詳細はこちらのカタログ(PDF)をご覧ください。
製品の価格
ご利用方法により異なります。弊社担当営業にお問い合わせ下さい。
主な特長
画像計測ソフトウェア Photocalc(Two View)の特長と機能
特長1 タブレットやスマホの画像も使用できます
特長2 ターゲットを貼れば、三次元座標が自動計算
*これまで認識しなかった画像も、自動認識できるようになりました。
特長3 校正がワンクリック!手間をかけず簡単に計算できます
特長4 スマホで撮った画像をPCやタブレットに自動転送
特長5 タブレットでもソフトが使用できます
タブレットで撮影する場合は、撮影から測定まで行えます
機能のご紹介
1.距離の測定
2.三次元座標の測定
3.角度の測定
4.直径、半径の測定
3点以上で円を定義し、中心座標と直径を計測します。
5.その他の用途
3次元座標を取得しCADソフトで表示。ポリラインで結び図化。
測定環境に合わせて、さまざまな物が測定できるのが利点です。
従来の測定機器に代わる新しい測定ツールです。
使用例(PhotoCalc TwoViewAuto)
耐震補強プレートなど橋梁、道路の補修工事に
一般的なカメラで左右から写真を撮るだけで48点の位置座標を一気に計算(解説)
製品仕様(ツービュー)
撮影距離:約1.0m~10m(標準)
入力形式:JPEG形式
出力形式:xls、xlsx、txt、igs、dxf(座標値・穴位置・穴径等)
精度(ツービュー)
精度は対象物の大きさに対して、使用するカメラの画素数により3000分の1~10000分の1です。
*基準プレートとスケールバー(1,096mm)を設置し、精度検証した社内結果です。
動作環境(ツービュー)
OS:Windows XP/Vista/7/8/10
CPU:PentiumⅢ500MHz以上
メモリ:1GB以上
言語:日本語/英語/中国語/台湾語
動作環境(撮影画像転送ソフト)
送信側OS:スマートフォンAndroid
受信側OS:PCおよびタブレットWindows
特許第5158386号
単一カメラによる画像計測処理装置,画像計測処理方法および画像計測処理プログラム
特許第5201416号
写真計測用画像処理装置、それを用いた現場記録システム、荷物記録システム並びにレーザー加工システム