掲載日:2023.1.24
海外大手バッテリーメーカーが大量採用。一般的なLC/IR試験だけでなく、Chroma独自PD検査で品質検査を新しいレベルに引き上げます。
クロマジャパン/Chroma バッテリーセル絶縁試験機 Model 11210
一般的なLC/IR試験だけでなく、高電圧測定中に絶縁材料の内部で発生した微小放電(Partial discharge=PD)又はフラッシュオーバーを検出する独自の機能を備えています。 電解液充填前のバッテリーの有効絶縁距離が十分であるかどうかをPDにより検出することで、次の製造工程に入る前に不良品を発見し取り除くことで、現場で起こりうる潜在的な危険や市場に製品が出回ってからのリスクを防ぎます。Model 11210は従来の絶縁試験方法とは一線を画した検出メカニズムによって、リチウムイオン電池駆動製品や電気自動車の安全性と絶縁材料の品質検査を新しいレベルに引き上げます。
製品の価格
※価格については、弊社営業担当までお問い合わせください。
主な特長
- 試験電圧:1〜1KV(DC)
- 充電電流容量:最大50mA
- 最速試験時間(20ms~)
- フラッシュテスト機能(+Flash)
- コンタクトチェック機能
- 広範囲漏れ電流測定(LC) :1pA ~ 20mA
- 内部短絡による微小放電/フラッシュオーバー検出機能(オプション A112100)
- オートシーケンス: Charge → Dwell → Test → Discharge
- PD V/I 波形モニタリング
- PD V/I 波形記録(A112101)
- PD レベル及び回数表示
- PD レベルリミット設定