掲載日:2022.12.7
業界初、WLAN測定器がネットワークモードでWi-Fi 7 の信号品質評価に対応
アンリツ/Anritsu ワイヤレスコネクティビティテストセット MT8862A
ワイヤレスコネクティビティテストセットMT8862Aに 無線LAN(WLAN)の最新規格であるWi-Fi 7(IEEE 802.11be)の信号品質をネットワークモードで評価可能できるオプションが追加されました。
※WLAN規格IEEE 802.11be(Wi-Fi 7)は、IEEE 802.11ax(Wi-Fi 6/6E)の後継規格として、最大実効速度30 Gbps実現を目標として標準化提案された規格です。
主な特長
ワイヤレスコネクティビティテストセットMT8862Aは、WLAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax/be(2.4 GHz帯、5 GHz帯、6 GHz帯)搭載機器のRF送受信特性測定器です。MT8862Aは標準WLANプロトコルメッセージング(WLANシグナリング)を使用して、被測定物(DUT:Device Under Test)と接続により送受信測定が可能となるネットワークモードを搭載しているのが特長です。またダイレクトモードにも対応しているためフレキシブルな試験環境を提供します。
- ネットワークモード採用:標準WLANプロトコルメッセージング(WLANシグナリング)を使用し、WLAN搭載機器と接続を確立することで測定可能
- IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be(6 GHz帯)対応
- 2x2MIMO 受信感度測定、送信パワー測定機能
- セキュリティ(WEP・WPA-Personal・WPA2-Personal・WPA3-Personal)を使用しての接続の確立に対応
- Tx測定(送信電力、変調精度、その他)用のICMP echo request送信機能
- Rx測定として、ACKカウントによるPER(パケットエラーレート)測定、バスタブ曲線生成
- ウェブサーバ搭載によるウェブブラウザからのリモート制御と測定結果の表示
- フレームキャプチャログの取得と解析によるWLAN接続時の問題解決
- IPインタフェース搭載による外部サーバとのIPデータ送受信対応
[Video]IEEE802.11BE 送受信RF性能試験 (ビデオ:4:52秒)
MT8862Aの詳しい製品情報はこちらのページをご覧ください。