掲載日:2020.12.23
JIS Z 0200レベルに準拠した、軽量及び梱包貨物の評価に
神栄テクノロジー/SHINEI 落下試験機
近年、いろいろな製品が小型化され携帯できるようになりました。その反面落下させる危険性も増えてきた訳ですが、それら製品自体の落下による衝撃の評価に神栄テクノロジーの軽量落下試験機が多く採用されています。
落下した瞬間を分析したい方のためにハイスピードカメラと組み合わせたシステムのご提案などもしております。
また、すべての製品と言っていい程評価する必要があると思われるのが梱包貨物落下試験です。梱包された状態で輸送途中に落下等の衝撃により製品に損傷が生じないかJIS Z 0200レベルに準拠した試験ができる装置も神栄テクノロジー製が多く採用されています。
最近特に海外での輸送中のトラブルが頻発しているようですが、これらの評価や対策に、弊社では落下試験機の販売だけでなく、加速度測定に必要な加速度センサーのご紹介や他の試験(振動試験、衝撃試験、引張・圧縮試験など)ができる装置のご提案もいたします。
さらに、受託試験にてご希望のお客さまにもご対応できるようにしております。また、輸送中の振動データを取得するための記録計(ロガー)の販売やレンタル及びそのデータを基に振動試験するための波形作成(テーラリング)などトータルソリューションにご対応いたしますので何なりとご相談ください。
主な特長
・軽量落下試験機は携帯電話など軽量製品を落下させる試験機です。
軽量用落下試験機 DT-202・205シリーズはモバイル機器 (携帯電話、スマートフォン、タブレット、ノートPC等) 及び部品などを任意の方向に固定、そのままの状態を保持して落下し、衝撃直前に固定状態を切離すことで繰り返し再現性の高い落下試験が簡単に行えます。
軽量用落下試験機 DT-202・205シリーズの詳細はこちらのページをご覧ください。
・軽量落下試験機とハイスピードカメラを組み合わせて落下した瞬間の分析ができるシステムも構築できます。
・梱包貨物落下試験機はJIS Z 0200レベルに準拠した試験(標準、稜線、角落下)ができる試験機です。
神栄テクノロジーでは「落下試験機の基礎」などWEBセミナーを開催しております。詳しくはこちらをご覧ください。
包装貨物落下試験機 DTSシリーズのご提案
「人の手で落下試験をしているが試験結果にばらつきがあって困っている」や「重量物を安全に落下試験したいがどうすればいいか分からない」などの悩みはありませんでしょうか。
この様な問題に対応するため、神栄テクノロジーの包装貨物落下試験機:DTSシリーズをご提案しております。
高精度な落下姿勢
包装貨物落下試験機DTS-50/80型はエア駆動シリンダとバネによる落下機構を採用しています。
エア駆動シリンダにより供試品テーブルを垂直下方向に高速移動させた後、強力なバネの張力から回転運動に変換し、供試品を自然落下させます。この方法により、供試品の落下姿勢が格段に向上しました。
最低落下高さ20cm(オプションで10cm)から対応可能
輸送中や荷扱中に重量物に落下衝撃が加わる環境を想定すると、試験するための落下高さ設定は低くなる傾向にあります。当社DTSシリーズでは標準仕様で落下高さ20cmから対応でき、さらにオプションの低落下ベースを用いれば10cmの落下試験が可能です。
実際の試験動作動画
フォーク型落下試験機:DT-300や最大300㎏までの包装貨物を自由落下させることができる重量貨物落下試験機:EMHシリーズの動画を紹介しております。