日置電機/HIOKI パワーアナライザ PW8001

掲載日:2022.2.17

パワーアナライザ PW8001

  •  電力変換効率を正確に評価する世界最高クラスの測定確度

基本確度±0.03%, DC 確度±0.05%, 50 kHz 確度±0.2%*1

  •  優れたノイズ耐性とパワースペクトラム解析で高周波電力損失を正確に捕捉

サンプリング18-bit, ノイズ耐性(CMRR) 110 dB/100 kHz*1

  •  最高確度を保ったまま1 msのデータ更新
  •  2種類の入力ユニットで最適な計測システムを構築
  •  光リンクで2台をリアルタイムに同期。最大16CH測定でCHごとに設定・解析ができます*2
  •  電流センサーの位相特性を自動で補正
  •  4つのモーターを同時に解析 (オプション)
  •  測定データをCAN ネットワークに統合 (オプション)
  •  高電圧化する直流ラインを安全に評価

DC 1500 V CAT II/ DC 1000 V CAT III*3

*1: 入力ユニットU7005使用時
*2: BNC同期はデータ取得のみ
*3: 入力ユニットU7001使用時

製品紹介動画

主な特長

革新的新機能搭載! Version2.0

高周波電力の損失解析のための強力な解析機能【パワースペクトラム解析(PSA)機能】を新搭載!
その他、光リンク、IEC高調波、フリッカーなど革新的な新機能が盛り込まれたファームウェアの最新バージョンです。

ファームウェア Version2.0の新機能についてはこちら

新機能動画「モーターの損失解析に活用できるPSAとは」

インバーターからモーターへ供給される有効電力のうち、駆動周波数以外の有効電力は熱、音、振動のいずれかで消費される無駄な電力となります。PW8001のパワースペクトラム解析(PSA)は、損失要因の手がかりとなる、有効電力を周波数で分離することができます。この解析機能により、熱、音、振動の低減対策の効果と関連付けた評価に活用することができます。

新機能動画「まるで16チャネルのパワーアナライザ」

パワーアナライザPW8001は、光リンクインターフェイス機能により、2台の電力測定チャネルが全て同期できます。これにより、2台のPW8001(入力ユニットを8ユニット実装時/台)が、まるで16チャネル電力計として動作し、4輪インホイールモーターや13MPPT(Maximum Power Point Tracking)回路のPVインバーターなど、測定機器間によるデータ更新タイミングのずれがなく、安定した効率測定の結果が得られます。

EV 開発における電費改善のためのマネジメント

EV 開発においては、バッテリ端側の高電圧・大電流のエネルギー測定に加え、ECU を含む末端の各電気回路の消費電力や待機電力を同時に把握し、総合的な電力マネジメントによって、車両全体の消費電力低減に結び付けることが重要です。
パワーアナライザPW8001 と小型DC 電流プローブ CT6830、CT6831、その他各種DC 電流プローブを組み合せて、EV車両のバッテリ端から末端部品までの消費電力や待機電力を同時に測定でき、車両全体の電力マネジメントが実現できます。

詳細はこちらをご覧ください

世界最高クラスの測定確度

基本確度±0.03%, DC確度±0.05%, 50 kHz確度 0.2%*

電力変換効率の評価では、DCから高周波まで、各帯域の正確な電力測定が必要です。PW8001は、50 Hz/60 Hzだけでなく、DCや50 kHzなど広い周波数帯域にわたって優れた測定確度をもち、電力変換効率を正確に評価できます。

*U7005使用時

高速スイッチングによる電力変動を正確に捕捉

サンプリング18-bit, 15 MHz *, ノイズ耐性(CMRR) 110 dB/ 100 kHz*

SiCやGaNを用いた電力変換器の評価では、高速スイッチングによる電力変動を正確に把握するために、サンプリング性能とノイズ耐性が重要です。PW8001は高いサンプリング性能とノイズ耐性で高速スイッチング波形を正確に捕捉します。

*U7005使用時

最適な計測システムを構築 – 8チャネル電力測定

8チャネル電力測定

デュアルインバーター方式によるEV駆動システムや、スマートハウスの電力融通システムなど、エネルギーを有効活用するために多系統化が進んでいます。PW8001は、1台で8 chの電力を測定し、多系統化する機器を一括評価できます。

PMSMのオンラインパラメーター測定

トルク計の測定誤差は、モーター解析に大きく影響します。PW8001は、「非直線性補正」と「摩擦補正」をユーザー定義し、補正テーブルによる演算を実行できます。

従来の高効率モーター評価システムは、パソコンでトルク計の測定誤差を補正し、演算したモーターパワーとパワーアナライザーで測定したモーターへの入力電力から効率を測定します。この測定方法では、モーターの入力と出力で測定のタイミングがずれ、素早く安定した効率測定ができません。トルクメーター補正機能により、モーター効率測定がPW8001で完結します。厳密に同時刻でモーターの入力と出力を測定し、素早く、安定して、正確に効率を測定できます。

*モーター解析機能搭載機のみ

高電圧化するパワーコンディショナーを安全に評価

DC1500 V CAT II/ DC1000 V CAT III*

再生可能エネルギーの発電システムは、設備の構築コストや送電ロスを削減するために、高圧化しています。発電システムの評価では、高電圧測定に対応した測定器が必要です。PW8001の入力ユニットU7001は、高電圧を直接入力して安全に測定できる、DC 1500 V CATⅡ/ DC 1000 V CATⅢ*に対応しています。また、パワーコンディショナー評価に必要な「効率」「損失」「基本波無効電力Qfnd」「DCリプル率」「三相不平衡率」などのパラメーターを同時に表示でき、効率的に評価できます。
(DC 1500 V CATⅡ/ 1000V CATⅢに対応した電圧コードL1025もご用意しています。)

*U7001使用時

最適な計測システムを構築 – 8チャネル電力測定

8チャネル電力測定

デュアルインバーター方式によるEV駆動システムや、スマートハウスの電力融通システムなど、エネルギーを有効活用するために多系統化が進んでいます。PW8001は、1台で8 chの電力を測定し、多系統化する機器を一括評価できます。

PMSMのオンラインパラメーター測定

電気角測定機能*

永久磁石同期電動機(PMSM)の緻密な制御には、実稼働状態でその特性を把握する必要があります。電気角測定機能は、dq 座標系におけるベクトル制御に必要な電圧・電流の進角測定ができます。測定した電気角からLd, Lqを算出し、実稼働状態のモーターパラメーターを把握できます。

*モーター解析機能搭載機のみ

トルク計の測定誤差を補正

トルクメーター補正機能*

トルク計の測定誤差は、モーター解析に大きく影響します。PW8001は、「非直線性補正」と「摩擦補正」をユーザー定義し、補正テーブルによる演算を実行できます。

従来の高効率モーター評価システムは、パソコンでトルク計の測定誤差を補正し、演算したモーターパワーとパワーアナライザーで測定したモーターへの入力電力から効率を測定します。この測定方法では、モーターの入力と出力で測定のタイミングがずれ、素早く安定した効率測定ができません。トルクメーター補正機能により、モーター効率測定がPW8001で完結します。厳密に同時刻でモーターの入力と出力を測定し、素早く、安定して、正確に効率を測定できます。

*モーター解析機能搭載機のみ

高電圧化するパワーコンディショナーを安全に評価

DC1500 V CAT II/ DC1000 V CAT III*

再生可能エネルギーの発電システムは、設備の構築コストや送電ロスを削減するために、高圧化しています。発電システムの評価では、高電圧測定に対応した測定器が必要です。PW8001の入力ユニットU7001は、高電圧を直接入力して安全に測定できる、DC 1500 V CATⅡ/ DC 1000 V CATⅢ*に対応しています。また、パワーコンディショナー評価に必要な「効率」「損失」「基本波無効電力Qfnd」「DCリプル率」「三相不平衡率」などのパラメーターを同時に表示でき、効率的に評価できます。
(DC 1500 V CATⅡ/ 1000V CATⅢに対応した電圧コードL1025もご用意しています。)

*U7001使用時

リアクトルで発生する電力損失の解析

高周波, 低力率な電力の高確度測定

電力変換効率の改善において、リアクトルの電力損失の把握が重要です。リアクトルは低損失であるほど力率が低下し、正確な測定が難しくなります。U7005の優れた高周波特性・耐ノイズ性能は、高周波で低力率なリアクトルの電力損失解析に大変有効です。

 

「出典・引用:日置電機株式会社ホームページ」

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