CANデータロガー　Kvaser Memorator Pro 2xHS v2

Kvaser Memorator Pro 2xHS v2は、メッセージフィルタリング、トリガ、エラー検出および生成、サイレントモード、64Gまで拡張可能なSDカードスロット、およびガルバニック絶縁などの高度な機能を備えたプロフェッショナル仕様のデュアルチャンネルCANバスインターフェースであり、スタンドアロン型のデータロガーです。USB2を搭載したPCにKvaser Memorator Pro 2xHS v2を接続すると、強力なリアルタイムCAN-USBインターフェースとして機能します。このコンパクトなデバイスをデータロガーモードで使用すると、完全なフライトレコーダとして機能します。
Kvaser Memorator Config Toolによる設定や、Kvaser tプログラミング言語で作成したスクリプトの実行も可能です。tプログラムの作成に役立つガイダンスも提供されています。Kvaser Memorator Pro 2xHS v2は、CAN FDにも準拠しています。

USB/CANインターフェイス製品一覧

主な特長

• 1つのデバイスで2つのCANチャンネルを同時にモニタできます。
• データは拡張可能なSDカードスロットに記録されます。
• 最大8Mbit/sのCAN FDをサポートします（適切な物理層の実装が必要）。
• スクリプト機能により、Kvaser tプログラミング言語を使用して独自のtスクリプトアプリケーションを作成できます。
•  USB接続、CAN、または組み込み電源からの電源供給が可能です。
• 解析ツール向けのサイレントモードをサポートし、プロセスに干渉することなくバスを監視できます。
• エラーフレームおよびリモートフレームを検出および生成します。
•  SDカードの容量が足りない場合やカードでエラーが発生した場合などは、LEDライトでデバイスの状態を通知します。
• ガルバニック絶縁CANバス用ドライバ。
• 両方のバスで送受信されるデータを自動的に時間同期します。
•  Kvaser MagiSyncテクノロジーの搭載により、同じPCに接続されている他のKvaserインターフェースと時間同期するため、よりシンプルで正確なマルチチャンネルデータを取得できます。
• 動作温度範囲が-40～85°Cに拡張されています。
•  J1939、CANopen、NMEA 2000®、およびDeviceNetとの互換性があります。
• プラグ&プレイによるインストールが可能です。また、tスクリプトを迅速かつ容易に作成できる包括的なユーザガイドも提供されています。