英弘精機/EKO I-Vチェッカー MP-11

掲載日:2020.12.1

I-Vチェッカー MP-11

近年、再生可能エネルギーへの注目度が飛躍的に高まっており、中でも太陽電池が果たす役割は大きいものです。 PVの出力は、その時の日射量に応じて最適な電圧と電流の関係(I-Vカーブ、PVカーブ)が変化します。 MP-11は、それらの特性を瞬時に測定することができます。 太陽光発電所建設時、また建設後における点検・定期メンテナンス・故障診断等でご利用いただけます。

I-Vチェッカー MP-11仕様

主な特長

日射・影による影響を受けづらい

数秒間に日射変化が数%~数10%変化することは良くあることです。 実際の掃引時間が長いと、日射変化の影響を受けやすくなります。 左のグラフは掃引時間が5秒の場合を表しますが、掃引時間の長いI-Vチェッカーではこの間の日射変化がI-Vカーブに多大な影響を及ぼしていることが分かります。 MP-11は掃引時間が数十~数百msと短く、この間の影響がほとんどないと言うことができます。

計測中に日射が変化した場合を表すグラフ

容易な故障判断

掃引時間の長いI-Vチェッカーで右のような計測結果が出た場合、これが日射変化によるものか故障によるものか判断することは困難です。 しかし掃引時間の短いMP-11ならば、日射変化を受けにくいので何らかの故障(あるいは影の影響)によるものだとする判断が可能です。

日射変化によるものか、パネル故障によるものかを表すグラフ

データ測定の精度向上

MP-11では、逆バイアス機能を新たに搭載しました。 左図の青いラインは、弊社I-Vチェッカーの従来機種による測定データを示しています。 赤いラインのMP-11が電流軸からデータ測定できていることが分かります。電流軸側精度が向上しており、信頼性の高い計測が可能です。

旧モデルとMP-11の精度を比較したグラフ

動画(ポータブルIVチェッカー MP-11)

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