終了)MATLAB、JMAGを使用した制御システムMBD事例発表オンラインセミナー

MATLAB、JMAGを使用した制御システムMBD事例発表オンラインセミナー

MATLAB、JMAGを始めとしたモデルベース開発(MBD)の実例をご紹介致します。
本セミナーでは、MATLAB、JMAGを使用した、実際のプロジェクトや事例、MBDの手法、HILS RCPシステムのメリットをご紹介をさせて頂きます。
基調講演では豊橋技術科学大学 内山直樹教授、中部大学 理工学部 長谷川 勝教授による省エネルギー化/高精度化/開発効率化に関する講演を行います。

開催概要

セミナー名 MATLAB、JMAGを使用した制御システムMBD事例発表オンラインセミナー
~省エネルギー化!実例から学ぶ制御システム設計と評価~
対象者 ・MATLAB、JMAGをご利用中の方、ご興味がある方
・MBDご担当者
・シミュレーションエンジニア
・開発プロセス改善担当エンジニア
講 師 <基調講演>

・中部大学 理工学部 教授 長谷川 勝 様
・豊橋技術科学大学 機械工学系システム工学研究室 教授 内山 直樹 様

 
<ベンダー発表>

・MathWorks Japan アプリケーションエンジニア 木川田 亘 様
・株式会社中央図研 CAEソリューション課 交易場 真 様
・ディエスピーテクノロジ株式会社  営業部 藤井 真一 様

開催日時 2024年9月17日(火) 13時00分~17時30分 (入室開始 12時45分)
会 場 Zoomによるオンライン開催
主 催 穂高電子株式会社
共 催 MathWorks Japan、株式会社中央図研、ディエスピーテクノロジ株式会社
定 員 200名
参加費 無料(事前登録制)

タイムテーブル

セミナー所要時間:4時間30分
アジェンダ

入室開始 12:45

 

◆13:00 開催のご挨拶  穂高電子株式会社

 


◆13:10 【MATLABによるAI・ロボティクス開発ソリューション】(30分)

  MathWorks Japan アプリケーションエンジニア 木川田 亘 様

 

     ロボティクスの研究・開発は加速しており、高度な認知・判断・制御等の複合領域の技術要素が
     必要とされています。 MATLABおよびSimulink はアルゴリズム開発、データ解析、可視化、数値
     計算のための統合開発環境です。近年は、AI・ディープラーニングやSLAMなどの認知アルゴリズム
     から自律ロボティクス分野の判断・意思決定アルゴリズム、ROS2などの高度なミドルウェア連携
     まで幅広いソリューションを強化しています。
     さらに構築したアルゴリズムからC++コードやCUDAコードを自動生成し、実機実装を加速します。
     本講演ではアルゴリズム設計からモデリング、シミュレーション、仮想テスト、自動コード生成、
     実装までの一連の開発ワークフローをご紹介します。
 


◆13:45 【欧州事例で見る建機電動化の最前線 ~KULIを活用した最新熱マネジメント技術紹介~】 (30分)

  株式会社中央図研 CAEソリューション課 交易場 真 様

 

     欧州では建機/農機のオフハイウェイ車両の電動化が急速に進んでいます。
     また、国内でもレンタル会社による導入が拡大しています。
     今回のセミナーでは、オフハイウェイ車両特有の熱マネジメントの課題および解決法について、
     1D-CAE熱エネルギーマネジメントシミュレーションツール「KULI」を活用した事例を紹介します。
     KULIの開発元であるMagna ECSおよび、欧州で建機電動化に実績のあるKULIユーザーの具体的な事例を交え、
     最新技術とその効果について詳しく解説します。
 


◆14:20 【制御システム開発を大幅に効率化するRCP、HILS製品及びR&D受託ソリューションのご紹介】(30分)

  ディエスピーテクノロジ株式会社 営業部 藤井 真一 様

 

     近年、自動車の自動運転や電動化をはじめとした制御系システムの複雑化に伴い、モデルベース開発による
     効率化が求められています。
     本講演では、FPGAを使用せずに㎲周期の高速フィードバック制御を実装できるRCP及びパワエレ領域にも
     対応可能な高性能HILSシステムをご提示します。また、R&Dに特化したモデル受託開発ソリューション
     についてもご紹介します。

 


        休憩 15分

 


◆15:10 【同期モータの新たな高応答トルク制御法とモータ信号発生器を用いた性能評価】(60分)

  中部大学 理工学部 教授 長谷川 勝 様

 

     誘導モータ、同期モータをはじめ交流モータの高応答トルク制御として電流ベクトル制御が一般的であり、
     直接トルク制御(DTC) も知られている。
     本講演では、講演者らが開発したトルク微分値操作型トルクフィードバック制御法を紹介し、
     同期モータへの適用を前提に本手法の特徴、上記の二手法との類似・相違点等を実験結果を交えながら示す。
     また、
     モータ信号発生器を用いた本手法の性能評価事例も紹介し、本手法が特に高速機に対して有効であることを述べる。

 


◆16:15 【産業機械の高度化のための制御系設計/最適化応用に関する事例紹介】(60分)

  豊橋技術科学大学 機械工学系システム工学研究室 教授 内山 直樹 様

 

     ディエスピーテクノロジ製アカデミック版MATLAB対応高速コントローラを用いた制御系設計に関する
     研究事例を冒頭でご紹介します。
     その後、制御系設計法や最適化手法を用いた産業機械の省エネルギー化/振動抑制/高精度化、屋外で
     動作する装置の自動化などに関する共同研究の事例紹介を行います。
 


◆質疑応答

講師略歴のご紹介

豊橋技術科学大学

機械工学系システム工学研究室

教授 内山 直樹 様

1988年沼津工業高等専門学校卒業後,静岡大学大学院修士課程,東京都立大学大学院博士課程修了,1995年豊橋技術科学大学助手,現在同教授。University of California, Davis客員研究員,Universiti Teknologi
MARA,University of Stuttgart客員教授などに就任。専門はシステム工学,制御工学。主に最適化手法の応用による産業機械の高度化に関する研究に従事。

中部大学

理工学部

教授 長谷川 勝 様

1993年3月 岐阜工業高等専門学校 電気工学科 卒業
1996年3月 名古屋大学 工学部 電気系学科 卒業
1998年3月 名古屋大学大学院 工学研究科 博士前期課程 電気工学専攻 修了
2001年3月 名古屋大学大学院 工学研究科 博士後期課程 電気工学専攻 修了 博士(工学)
2001年4月 中部大学工学部 電気工学科 講師
2006年4月 中部大学工学部 電気システム工学科 助教授 (※ 2007年度より 准教授)
2013年4月 中部大学工学部 電気システム工学科 教授
2023年10月 中部大学工学部 宇宙航空理工学科 教授

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