掲載日:2016.10.18
JMAGと連携可能なMATLABを使用したバーチャルモータ&コントローラのご紹介
MATLAB・JMAG・RTSim〈名古屋開催・参加費無料〉モータソリューションセミナー2016(終了)
- 期間
- 2016年11月29日(火曜日) 13:00 ~ 17:00( 12:30受付開始 )
- 会場
今池ガスビル
愛知県名古屋市千種区今池一丁目8番8号 7階 ダイアモンドルーム
※地下鉄 東山線・桜通線、今池駅10番出口直結
- お申込み
無 料 ※定員100名、定員になり次第、締め切りとさせて頂きます。
MATLAB / Simulink、電磁界解析ソフトウェアJMAG、リアルタイムシミュレータRTSimは、実機を用いず安全な動作テストを行うためのツールとして、モータ制御システムの開発と検証を行う研究・開発分野にて、注目が集まっています。
本セミナーでは、学術界において分野をリードする著名な研究者に、昨今の技術の動向と、これからの展開を解説していただく他、リアルタイムシミュレータやバーチャルモータを使用した最先端応用事例と成果について、ご紹介させていただきます。
主 催 : 穂高電子株式会社
共 催 : ディエスピーテクノロジ株式会社 ( http://www.dsptec.co.jp/ )
: 株式会社JSOL ( http://www.jmag-international.com/jp/ )
基調講演
名古屋大学 大学院 工学研究科 電子情報システム専攻 教授 道木 慎二 氏
「よい制御はよいモデルから ~非線形化するモータドライブシステムへの挑戦~」
近年のモータドライブシステムでは、モータにおける磁気飽和などの材料の非線形領域や、矩形波駆動など電力変換器の
非線形性領域を積極的に利用することで、高出力化・高トルク密度化を達成してきた。故に、従来用いられてきた状態
方程式による線形モデルを用いた線形制御理論の下では、十分にその性能を発揮させられない場合が増加している。
システムのモデル化という面では、近年の計測・計算機資源の低価格化や磁界解析ソフト等の発展を受けて、ビヘイビア
モデルのように非線形性までも反映したモータモデルが登場しつつある。これに対して、今なお主流の線形制御理論の
下では、その非線形性を反映した「良いモータモデル」を十分に活用する方法は、未だ確立しているとは言い難い。
本講演では、線形制御理論に縛られることなく、非線形性まで表現したモータモデルを活用することができる制御技術と
実施例について紹介する。
芝浦工業大学 工学部 電気・電子学群 電気工学科 教授 赤津 観 氏
「RT-SIMを用いたPMSMの高性能制御」
空間高調波を考慮したJMAG-RTモデルをオンラインで動かすことができるRT-SIMを用いて、PMSMのトルクリップル制御や
電流センサレス制御、さらには高速トルク制御などの高性能化手法について、制御手法および実験結果を説明します。
ベンダーによる製品のご紹介
高精度・高速応答が可能なモータ信号発生器と次世代超高速シミュレータのご紹介 ( ディエスピーテクノロジ )
コントローラ評価に手軽に利用できるJMAG-RT対応の高精度モータシミュレータと、最新のFPGAとマルチコアCPUを搭載した
次世代型超高速シミュレータをご紹介致します。
モデルベースデザインを推進する高精度モータモデルJMAG-RTのご紹介 ( JSOL )
~最新情報と活用事例~
EV/HEV車等、複雑化するモータドライブシステムへの要求にこたえるためには、より高精度なモータモデルを使った
シミュレーション環境が必要となってきています。
本セミナーでは、電磁界解析ソフトウェア「JMAG」から作成した高精度なモータモデルである「JMAG-RT」の最新情報と
活用事例をご紹介致します。