掲載日:2012.5.28
「非線形性の強いモータに適したコントローラ」等の最新研究・開発事例を報告します。
《参加費無料》 MATLAB・JMAG・RTSim モータ制御ソリューションセミナー2012(終了)
《参加費無料》 MATLAB・JMAG・RTSim モータ制御ソリューションセミナー2012
※盛況のうち終了となりました。多くのご来場ありがとうございました。
JMAG、MATLABと連携動作ができるリアルタイムシミュレータRTSimを使用した、モータ&制御の研究・開発における最先端応用事例と成果をご紹介いたします。
学術分野及び産業界をリードする著名な研究者より、リアルタイムシミュレータRTSimを超高速コントローラとして、またバーチャルモータとして使用した最先端のモータ&制御の研究・開発事例をご紹介いたします。
主 催:穂高電子株式会社
共 催:MathWorks Japan ( http://www.mathworks.co.jp/ )
株式会社JSOL ( http://www.jmag-international.com/jp/ )
ディエスピーテクノロジ株式会社 ( http://www.dsptec.co.jp/ )
セミナー会場
場 所:グランパーク 大会議室 ( http://www.granpark.jp/about )
東京都港区芝浦3丁目4-1 ※JR田町駅(徒歩5分)、地下鉄 都営浅草線・三田線 三田駅(徒歩7分)
日 時:2012年10月15日(月) 13:00 ~ 17:30 (12:30受付開始)
参加費:無 料 ※定員200名
※お申し込みはページ下のメールフォームリンクまたは、FAX申込書にてお願い致します。
セミナー内容
芝浦工業大学 工学部 電気・電子学群 電気工学科 准教授 赤津 観 氏
「RTSimを用いたPMモータおよびSRモータの制御」
JMAG-RTに代表されるビヘイビアモデルをオンラインで動作させることで従来困難であった様々な制御が可能になります。
本講演ではPMモータとSRモータに焦点をあて、ビヘイビアモデルの出力トルクをフィードバックするトルクリップル制御、バーチャルモータ内で電流フィードバックを組み、実モータは完全なフィードフォワードとする電流センサレス電流フィードバック制御、ならびにSR モータの高性能化を実現する制御方法について、実験結果を交えてご紹介いたします。
(株)東芝 生産技術センター 制御技術研究センター研究主務 鈴木 信行 氏
「HILS環境におけるIPMモータのシミュレーション」
近年、エアコン、洗濯機に代表される家電機器では高効率化、或いは低振動・低騒音化等の性能向上に関する技術開発が進められています。その中で、省エネや静音化のキー技術であるモータ・インバータ開発に、モータ・インバータ・マイコンをモデル化し、シミュレーションを活用する試みが始まっています。そこで、IPM (Interior Permanent Magnet) モータをモチーフとし、MATLABとJMAG-RT、リアルタイムシミュレータを用いてHILS (Hardware in the Loop Simulation)環境を構築し、シミュレーションを実施した内容をご紹介いたします。
名古屋大学 大学院 工学研究科 電子情報システム専攻 教授 道木 慎二 氏
「コントローラの高性能化が可能とするモータ制御技術」
高性能化し続ける同期モータの性能を発揮させるために、制御技術の果たすべき役割は益々大きくなっております。幸いに、近年のプロセッサの高性能化、メモリの大容量化、それらの低価格化は、20年前には大学の研究室で最高性能のDSPを利用してかろうじて実装していたオブザーバを始めとした制御理論の成果を、様々な産業機器・民生機器に適用することを可能にしてきました。そして、プロセッサやメモリにおけるこの流れは、今しばらく続く事は明らかです。そこで、もし現在より更に高速のプロセッサ、大量のメモリが安価に利用できるとすれば、制御技術はそれらを有効に活用できるのでしょうか?そして、何が可能になるのでしょうか?本講演では、高性能化するコントローラが可能とするモータ制御技術の動向や実施例をご紹介いたします。
ベンダーによる製品のご紹介
MATLAB・Simulinkによるモデルベースデザイン概要 ( MathWorks Japan )
近年自動車業界を中心に導入が進む開発手法”モデルベースデザイン”とその開発手法の中心となるMATLAB プロダクトファミリーの概要についてご紹介いたします。
モータドライブシステム設計におけるJMAG-RTの価値 (JSOL)
複雑化するモータドライブシステムの設計にも新しい方法論が望まれています。モータ設計と制御設計を協調して行うモデルベース開発はその有力な候補のひとつです。JMAG-RT はモータのプラント設計で使われる3Dモデルとシステム設計で使われる1Dモデルをブリッジします。これによりモータ設計者が作成したモータモデルの特性をそのまま制御系シミュレータに取り込んだモデルベース開発を完成させます。モデルベース開発におけるJMAG-RTの魅力を感じてください。
リアルタイム・シミュレーションの高速化への対応 (ディエスピーテクノロジ) ※RTSim実機展示いたします。
リアルタイムシミュレータRTSim と、μSec のリアルタイム・シミュレーションが可能なアクセラレータを使用したラピット・プロトタイプ・コントローラ及びバーチャルモータ(MOTOR-HILS)をご紹介いたします。