航空機関連の電源試験は、地上機器も搭載機器も菊水がオススメ

掲載日:2020.9.7

航空機向け 規格試験情報 ~地上設備機器のEMC試験 DO-380発行~

DO-380 は、2020/6/11 に発行された地上で使用される電気・電子機器を対象とした MPS(Minimum Performance Standard)です。
これ以前、航空機業界には地上機器に対する明確な試験規格は規定されていませんでした。

規格の対象となる地上設備用機器の定義(Ground base equipment)

・地上据え置き型の機器
・モバイル/ポータブル機器(車載、船舶搭載、鉄道搭載、ハンディ機器)
・海上設備機器

試験項目(Section)は、搭載品向けの規格「DO-160」をベースに構成されています。
一部の項目が地上機器向けに変更されていますが、電源入力関係の規格は DO-160 と同様に Section 16 です。

試験機器(EUT)の入力が直流か交流かによって、試験カテゴリが分けられています。

各カテゴリおよび入力電圧は以下の通りです。

カテゴリごとの適用試験規格

DO-380 の交流機器(カテゴリ A)は、商用ラインを使用することから、世界標準となっている IEC 規格が採用されています。

菊水の交流電源試験システムなら

① 地上機器向けの IEC 61000-4-11/IEC 61000-4-13 試験に対応
② 搭載機器向けの DO-160 Section 16 に対応
③ 各種直流試験にも対応

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