掲載日:2020.4.21
LD(レーザーダイオード)や LED をドライブする際には、専用の電源装置を使用します。素早い製品化を求められる昨今では、開発時に光源と電源を個別で試験しなければならない場合もあります。駆動用電源の振る舞いを確認するには、電子負荷を使用し LD や LED を模擬する方法が効果的です。
・光源単体を模擬
LD や LED の故障モードには、オープン故障(回路断線)やショート故障(短絡)があります。電子負荷を使用して、故障状態を再現し駆動用電源の振る舞いを確認します。
【 LD/LED 単体での電源評価ケース 】
・光源を直列接続した状態の模擬
LD や LED を実用化する際には、直列接続で使用することがあります。LD の場合はレーザ出力の向上。LED の場合は冗長性の確保を目的としています。電子負荷を使用して、光源の一部が故障した際の振る舞いを模擬し、駆動用電源を評価します。
【 LD/LED トータルドライブでの電源評価ケース 】
菊水電子工業(株)の直流電子負荷装置 PLZ-5W シリーズは
■最高スルーレート 60A/μs かつ高速な電圧追従特性
■簡単便利なショート機能を搭載
■機器単体で、シーケンス動作が可能
■多彩な動作モードで、様々な条件を再現可能
CC(定電流)、CV(定電圧)、CR(定抵抗)、CP(定電力)、ARB(任意 IV 特性)