掲載日:2020.4.21
近年の EV やデータセンターの世界的な増加トレンドに伴い、それらに使用される高電圧コンバーターの需要も高まっています。
その開発現場では効率的で正確な試験を行える負荷装置が求められています。ドロッパー型で空冷式の菊水電子工業(株)の電子負荷装置 PLZ-5WH2 には、DC/DC コンバーターやスイッチング電源の開発環境に適した特徴が満載です。
高速スルーレートにより、高速な過渡応答試験に適応!
一般的に負荷装置にはドロッパー型と(スイッチング動作による)回生型が存在しますが、回生型負荷装置では速いスルーレートは実現することは困難です。ドロッパー型でスルーレート可変機能(最速 20A/μsec)を持つ 5WH2 なら、EUT の過渡応答試験に最適です。
壁コンセントからの受電が可能!
空冷式なので水冷式負荷装置で必要になるチラーユニットが不要。設置工事も不要で壁コンセントから受電するだけで試験が可能に!(PLZ20005WH2 消費電力 590VA=100V/5.9A)
データロギングと USB エクスポート機能付き!
データロギング機能で測定したデータを内部メモリに記録でき、記録したデータを CSV 形式で USB メモリにエクスポートすることも可能です。これにより DMM、PC 不要でデータの蓄積が出来ます。